下街道
春日井市郷土館が解体される。
解体後は広場として活用されるようだ。郷土館にある道標などが広場に展示されるとのこと。
そもそも郷土館はほとんど開館していなくて、その理由が、耐震基準に満たないためだとか。
このあたり。検索してみたら、興味深い情報を見つけた。
あ!!!!末永けいさんって、あの末永けいさんやん!
それと、こんなのも。
「解体やむなし」かぁ。残念だなぁ。
とは言え、自分も実は郷土館には一度も入ったことが無いんだよなぁ・・・。だってめったに開いてないし・・・。
解体される前に、絶対に、開いている日に行ってやろう。心に決めた。
下街道。それは自分の街道人生の原点である。なぜなら、一番最初にスタート地点からゴール地点までを踏破した旧街道が下街道だったからだ。
2016年の、そろそろ暑くなり始めたころ。自分が1日にどれだけ歩けるかも知らなかったので、とりあえず4日に分けて下街道を歩くことにした。前日にはちまき亭の下街道ルートマップを印刷してクリアファイルに収めてたっけかw。
1日目は名古屋札の辻から坂下まで。そして2日目は坂下(春日井市)から高山(土岐市)までだったのだが、その道中の昼食で寄ったのが大俵さんだった。
大俵さんは春日井市の市街地からはかなり離れた場所にある。内津峠をこれからまさに越えようとする直前にある店なので、体のガソリン補給にはとても良い場所だったw。
ところで、なぜ閉店を知ったか。最近自分はこのブログでの新たな企画を考えていたのたのだが、その企画のうちの[懐古再訪]で第一弾として行こうと考えていたのが、大俵だった。ガチで、スマホのメモ帳に、再訪する店の筆頭としてリストの一番上に書いておいたし。
それで今週末の日曜日に下街道を久しぶりに歩いて大俵さんに行こうと考えていた。
実際に店に行く前にgoogleマップに投稿されたお店情報を見ておこうと思って、今日、春日井市明知町のあたりをレストラン検索してみたのだが。。。ヒットしない。。。まさかと思って店の情報をピンポイントで見てみたら、「閉業」になっているではないか・・・。
さらに、googleマップの投稿では「貸物件になっていた。もしかして閉店?」といった書き込みがあったので、これはもう間違いないだろう。
はぁ・・・。
これはもう、懐古再訪ではなく、[在りし日の店]のほうでこれまでの写真を公開することになりそうだ。
土曜日の昼過ぎから下街道の多治見~瑞浪までを歩いただけで、日曜日はダラダラと過ごしてしまった。
金曜日の夜に寝れなくて結局酒を朝方ちかくまで飲んでたのがアカンのやw。
日曜日は日曜日で例の魚介の店で昼飲みでダラダラとしていたし。先週は月曜日~木曜日まで酒の一滴も飲まなかったことの反動みたいなもんやでこれw。
下の写真はすべて土曜日のものです。
今週末は・・・土曜日に鶴舞公園でのライブがあるから街道ウォークは半日で切り上げだ。
土曜日に多治見にちょろっとだけ寄ったのだが、下街道すぐのところの「こもり食堂」が、建物ごと無くなっていた・・・。
ショック・・・・。
中山道の大湫から東海道の池鯉鮒を結ぶ「三河街道」という道がある。というか、あるらしい。
「らしい」というのも、その存在はいろんな文献で紹介されているのだが、詳細なルートを紹介している媒体がまったく見つからないわけで。
わかっているのは大湫から池鯉鮒までどの町/村を通るかってことと、あとは、下街道と一部を共有していて、「名滝の追分」で下街道は東に向かって土岐川を渡るのに対し、三河街道はそのまま土岐川の西側を通るってことくらいだ。
で、ちょうど2年前に、名滝の追分から分岐した三河街道がどういうルートを通るか、地図上で想像してみた。おそらくは県道421とほぼほぼ同じで、旧道は途中でそれたりしているんじゃないかと思った。ルートを想像して、2020年6月21日、実際に歩いてみた。
瑞浪駅を出て土岐橋をわたり、 中島醸造 のあたりに来る。このへんは風情がある街並みだ。すぐ近くに小里川があって、川の向こう側では421が北上している。421は川の北岸で、川に遮られる形で折れ曲がっているのだが、南側に目を向けると、421が川をまっすぐわたってきたかのごとく延びている道がある。そしてそこには、このような道標がある。
なんて書いてあるか?よくわからないが、おそらくは「左 大湫 大井」「右 岩村 明智」ではないか??
さて、三河街道とは本当に謎の多い街道なわけだが、本日、ちょっとひさしぶりにぐぐってみたら、とんでもないものを見つけてしまった。どうも瑞浪市観光協会がわりと最近に作成したサイトのようで、市内の三河街道について書かれているではないか!
googleマップでも出てきた。「三河街道 道標」でマップ検索すると、上記サイトで紹介されている場所がヒットする。「瑞浪.com」の表記があるので、おそらくは瑞浪市観光協会が登録してくれたのだろう。実にすばらしい。
ただ、瑞浪.comのサイトではこの道標は「中切辻の三河街道道標」という名で紹介されているが、Googleマップでは「戸切辻の三河街道道標」で登録されている。うーん・・・どちらなんだ?
もう少しGoogleマップを見てみると、中街道と下街道の分岐地点が「中切追分の道標 」と登録されていて、この周辺には中切神社や中切公民館がある。瑞浪.comのサイトでも中切辻の道標のページがあって、こちらは.comもマップも一致してる。
というわけで、上の写真の道標は「戸切」だろうと思ったのだが、あらためてその周辺をGoogleマップで近くを見ると「中切地蔵菩薩」が登録されていて、これが瑞浪.comでは益見中切 辻の地蔵のページで紹介されている。
うーん、謎だ・・・
ちなみに釜戸には「下切」もあれば「上切」もある・・・。下街道を歩けば目にするアレです。
ちょっとよくわからなくなってきたので、今日は酒を飲んで寝ることにしよう。
今日はそのリベンジで、釜戸あたりから歩こうかと思う。
昨日の下街道ウォークでは、多治見から槙ヶ根まで歩く予定だったが、朝起きるのが遅かった上に家でモタモタしていたおかげで、多治見を出発したのは9時半ごろ。しかも、ウォーク終了後にJRで中津川まで移動して17時に閉まる店でどうしても買い物がしたい用事があったため、結局、武並までとした。
武並から槙ヶ根、そして大井宿まではたかだか数キロなので、まあいつか中途半端に時間が余った日に続きを歩くことにする。
あーあ、あと1時間早く起きていれば・・・。
昨日は名古屋札の辻から多治見までを歩いた。2日間あるからのんびりで。
本日は多治見から終点の槇ヶ根までと、さらに中山道の大井宿までを歩く。。