2019年12月
現在、僕はCOWONのJ3というポータブルオーディオを使っているが、長年の使用により、3年ほど前からバッテリーがヘタってきた。そこでJ3の前に買ったCOWONのD2を引っ張り出してきて、併用していたのだが、さすがに古いほうのD2のバッテリーはヘタり具合がすさまじい。仕方がないので最近はJ3だけで運用していたのだが、先週、瀬戸から多治見への街道を歩いていたら、J3はほとんど虫の息状態となった。もはやロングの街道歩きで使うには限界に達している。
年末年始の休みには街道ウォークや帰省など長時間使用するシーンが控えているが、今のJ3のバッテリーでは、持たない。
そこで、COWONのポータブルオーディオ「PLENUE J」を購入した。
自分がポータブルオーディオに求める必要条件は、第一に、バッテリーの持ちだ。街道歩きでは朝から晩まで使用するので、最低でも10時間は運用できなくては困る。
第二に、ogg形式が再生できること。
これら2つを昔っから兼ね備えているのがCOWONのポータブルオーディオだ。前述の通り、先代も、先々代も、僕はCOWON製品を使っている。
さて。最近のポータブルオーディオは5千円前後の廉価版と2万円以上のハイレゾ対応のハイスペック版に二極分化しているように見受けられる。それもこれも、中間ポジションをスマホが奪った結果なんじゃないかと個人的に想像している。
となると、廉価版ではバッテリーは持たないし、ハイスペック版は自分の利用シーンにはオーバースペック気味で、どうにもこうにも自分に合う機種が少ないというのが現状だった。
そんな中、PLUENUE Jは、ハイレゾ対応でありながらかなり安い。そして、他のCOWON製品と同じくバッテリーの持ちは良い。D2やJ3と同じようにバッテリーがヘタれるまで何年も使い倒すことを考えれば、これはまったくもって「買い」である。
というわけで入手したのだった。
さっそくファームウェアを1.10にアップしてみたら、インターフェースが変わった。うーん。。。古いインターフェースのほうが良かったのだが・・・。
ま、長期休暇前に入手できてよかった。街道ウォークや帰省で大活躍することになるだろう。
2019年12月22日(日)。名古屋のJR千種駅で「青空フリーパス」を買って、改札内の立ち食いでそばを食い、中央線に乗り、電車の旅にでかけた。
1時間ほどで中津川に到着する。ここで下車し、駅前の物産館でいつもの茶を買うのと、恒例のくりきんとん食べ比べをする。
次に来る電車が坂下が終点なので、ここで下車する。そして「きりら坂下」まで行き、ここでも茶やそばまんじゅうなどを買う。そばまんじゅうはすぐにいただいた。
松本行きに乗り、しばらく揺られて奈良井に行く。2018年の中山道踏破の旅で冬に訪れて以来なので、もう1年数カ月ぶりだ。ここで、名物の「とうじそば」をいただく。
メシを食ったあと、「楢川歴史民俗資料館」に行ったのだが、冬季休館だった。残念。仕方がないので、鳥居峠に向かう石畳を少しだけ歩いて、引き返した。
さて、木曽路に来た目的のひとつが箸を買うことだったので、おみやげ屋や漆器専門店で箸を何本か購入した。
次は名古屋方面に戻る南行きの電車に乗って、木曽福島駅で下車する。ここに来るのも2018年の中山道踏破以来なのだが、あのときは木曽福島の「蔦屋」で泊まった。
その時によったスーパーなどに再訪していると、雨がポツポツと降ってきたので、塩尻ワインと日本酒をいろいろと購入し、駅に戻る。
あとは戻りの電車で中津川駅で下車し、駅ナカの「根の上そば」で天玉そばをいただく。この店にはいつも朝に来るのだが、今日はめずらしく夜メシというわけだ。
最近は一日乗車券で電車の旅も久しく行っていなかったが、こういうのも良いもんだと再認した一日だった。
本日、「黒瀬街道」というワードでgoogle検索をかけてみた。すると、読んだことのない記事が1位にヒットしているではないか。
大好きな町、八百津。僕は真夏のお盆休みにこの町に2年連続で訪れていて、今年は8月11日に訪れた。八百津のメインストリートに当たる道を、昨年までは旧街道のようだと思っていたのだが、今年になってから「黒瀬街道」なる道があることを知った。
黒瀬街道は黒瀬湊から南北街道(裏木曽街道)に接続する道と考えて良いだろうか。どこを通るかは上記記事に説明がある。
そして、黒瀬街道のことを調べていたのは8月11日に八百津に行く前の下準備中のことだったので、8月19日にアップされた上記記事に気づかなかったわけだ。
さて。その8月11日のことであるが、昼メシに名店「三勝屋」で中華そばを頂いて、お店にある観光案内地図を手にとったところ、思わぬものを見つけてしまった。杉原千畝記念館からほど近い場所に「遊歩道」の点線が引いてあり、それは「水源の森」に向かって伸びているではないか。
僕の知識が正しいなら、黒瀬街道は水源の森の付近を通っている。そして、どこかのwebの記事で読んだのだが、そこまでの区間は荒れ果てて、とても通れるようなシロモンじゃないようだ。ならばこの遊歩道は代替ルートになりうるのだろうか。
さっそく行くことにした。杉原千畝記念館へは土日はタクシーが出ていて、このタクシーの運転手さんがものすごく博学で、非常に興味深い話がたくさん聞けて大きな収穫だった。記念館までは片道10分程で、そこから遊歩道の入口まで歩いてみると・・・。
豚コレラ発生のため利用自粛だと・・・。残念!
自分は久田見まで登るルートは荒れ果てていて通れないことを考えて、別途、東側の旧道から離れた車道を代替ルートとして通るつもりだったが、それよりもこの遊歩道のほうが旧道に近いので、これを代替ルートとして通ろうと考えたわけだ。
とにかく、早く豚コレラがなんとかなってほしいもんだ。畜産業のためにも。
2019年1月19日に北国脇往還を歩いたが、さんざん道に迷ったおかげで、タイムリミットまでにゴールの木之本に着けず、高月ちかくで諦めてJRで帰ったことがある。
道中、街道からはやや離れるが、冬限定で猪鍋を出している店があるので、冬の間にリベンジを果たしたいところだ。
(追記)記事カテゴリに新たに「北国街道」を追加した。これまでの北国街道関連のエントリも同カテゴリに登録する。
2019年10月5日に鮎鮨街道を歩いたとき、伝馬町駅前の吉野家で朝食を食った。
牛丼チェーン店は仕事帰りにいくらでも行けるので、休日、とくに街道ウォークのときにはあまり行こうとは思わないのだが、出発地である東海道宮宿周辺で朝食を食える店が他にないので、ここが出発のときはこの吉野家で朝飯を食ってから出発することが多い。
量がしっかりあるので、長距離ウォークのメシには良い。